連日のクラスター報道。なぜ気づかないのだろう?もうクラスターじゃない。
連日ニュースではクラスターが発生したと報道されている。
「保育園で園児、職員含む37人のクラスター発生」
「カラオケで28人のクラスターが発生」
「高校の野球部で100人のクラスターが発生」
「舞台で75人のクラスターが発生」
挙げるときりがないのでこれくらいで。
クラスター、クラスターと言っているけれど、じゃあ、このクラスターはどこから来たのでしょうか?
誰かがコロナに感染していて、気が付かずにその人がたまたま沢山の人が集まる場所に居て、多くの人に感染させてしまって広がったのがクラスターです。
そして、無症状の人は自分がコロナになっていることに気が付けない。
くらすたーでは沢山の人が感染したからこそ、中には具合の悪くなる人も出て、たまたま発覚したわけです。
クラスターは氷山の一角でしかない。
なぜなら、その人はその集団にだけ属しているわけではない。
ほかの場所にだって行くし、ほかのグループにも所属している。
そして、「クラスターで感染した人」も家族もいれば、他の場所にだって行く。
これだけたくさんの人がクラスターで感染していれば、もはやクラスターばかりを取り上げて報道しても意味がないことに、なぜ気が付かないのだろう?
もはや街中に感染が広がっていることは明らかだ。
そのことを考えた対策と報道をするべきなのに、ニュースでは相変わらず「クラスターがぁ~」だ。
クラスターに気を付けることは確かに大事だが、もはやその時期は過ぎた。
街中に感染していることを警戒する報道を。