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コントに見えてきた西村大臣の政府発表「緊張感をもって警戒する」

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コロナ対策の政府発表はいよいよコントのようになってきました。

 

感染が一時期収まった6月ごろ、政府は「今後も緊張感をもって警戒する」と言っていました。

その後、再び感染者が増え始め、1日の感染者が100人を超えても「警戒する」

 

500人を超えても「警戒する」、1000人を超えても「警戒する」

1500人を超えても「警戒する」

警戒って何?

 

今や東京都のコロナ用病床使用率は約70%、沖縄や一部の県では80%を超える病床使用率となっている。

 

東京都の残り病床は700床程度。

現時点で自宅療養が600人以上、入院・療養等調整中が950人以上発生しており、仮に3分の2の人が無症状や軽症で自宅療養やホテルでの療養だとして、3分の1の人が入院だとしても、あっという間に残り病床は400床を切る。

 

さらに

現在毎日200~450人程度の感染者が出ている東京都では、同様に3分の1の人が入院すると仮定すると、1週間もしないうちに残りの病床は足りなくなる。

 

こんな状況でも政府はまだ「警戒する」だ。

 

さらにさらに

現在東京都の感染経路不明者は、感染経路判明者の約2倍の数に上っている。

例えば本日8/12(水)では感染経路判明者73人、不明者149人。

感染者が一番多かった8/1(土)判明者167人、不明者305人。

 

ひとつ前の記事でも書いたがもはやクラスターではなく、市中感染が広がっている。

要は街中に感染が広がっているということだ。

https://ryos15fu.hatenablog.com/entry/2020/08/12/121059

 

これでも政府は「警戒する」だ。

もう、いくらでも勝手に警戒してればいい。

1日の感染者が1万人になってもきっと警戒しているのだろう。

1日の死者数が数百人になっても警戒するのだろう。

 

警戒する時期はとっくに過ぎている。

街中に感染が広がっているということは、今後重症化しやすい人たちにも感染する。

そうすると数週間後には重症者や死亡者も増える。

現に死亡者数、重症化数もじわじわと増えている。 

 

政府はいったいいつまで警戒だけしているつもりか。